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茶々姫をたどる汐路にて

茶々姫研究日記(こちらが現行版になります)

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第十九話「初の縁談」【大河ドラマ感想】

 
「高次が自分の立身出世のために姉を秀吉に差し出している」と責めた割には、初も自分の縁談をまとめるために姉から秀吉の頼んでくれと言っていた辺りはどうなの、と思いつつ。

○茶々と秀吉の逢瀬

あそこは山里曲輪でしょうか?なんとなくそんな雰囲気。
茶々が最期に一連の場面を思い出したりするのでしょうか。ちょっとぐっときます。

個人的に、ここまで二人のなれそめを丁寧に書いていただけることがとてもうれしいです。
その割には、いつまでの龍子さんに「女は力のある男に弱い」と言わせるのは単なるミスリード??
とはいえ、今回の龍子の姉さん的なキャラクターは本当に好きなので、今後もこのままでお願いしたいです。

○茶々の覚悟

「私のおるところが、そなたの家じゃ」
この台詞は二度目の登場でしたが、やっぱりいい台詞です。

前回、江のために動いていたと思っていたのに実は江が茶々のために動いていたこともあり、今回は捨て身を覚悟で初のために動いていました。
でも、それでは納得しなかった秀吉がよかったです。
旗で見ている三成は、いろいろな意味でもやもやしているでしょうね…。「茶々姫を慕う」という余計な設定がなくても、一連の場面はもやもや~っとすると思います(苦笑)


新しい側室といちゃつく秀吉に怒って張り倒す茶々はとっても可愛かったです。
そりゃああそこまで本気で口説かれて信じられない、というか傷つきますよね、女として。
でも押して引いてという駆け引きでいえば、秀吉的には首尾よく運んでいるような…(笑)

ありえるありえないは別として、個人的になんか好きなシーンでした(笑)
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プロフィール

紀伊

Author:紀伊
茶々姫(浅井長政の娘、豊臣秀頼の母)を中心に、侍女、ご先祖の浅井家女性(祖母井口阿古など)、茶々の侍女やその子孫、養女羽柴完子とその子孫を追いかけています。
ちょこっとものを書かせていただいたり、お話しさせていただくことも。





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メモ「赤石いとこ」名義で記事を書かせていただきました。

悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ) 悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ)(2009/06/06)
…改めて石田三成と茶々姫の“不義”を否定する記事を書かせていただきました。


メモ 参考資料としてご紹介いただきました。

めのとめのと
…茶々の乳母大蔵卿局を主人公描く歴史小説。茶々の祖母阿古の活躍も見どころ。
千姫 おんなの城 (PHP文芸文庫)千姫 おんなの城
…千の生涯を描いた作品。千が見た茶々をはじめとする人々の生き様、敗者が着せられた悪名が描かれる。


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