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茶々姫をたどる汐路にて

茶々姫研究日記(こちらが現行版になります)

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第一話感想補足「小谷城は炎上したか?」

 
今日、長浜城歴史博物館から「大河ドラマを3倍楽しむ講座」第一回のレジュメと講座内容を書き起こしたものが届きました。
この講座は毎月長浜で行われているのですが、大変人気のある講座で、次回からは事前申し込みが必要になったそうです。
…とはいえ、去年とは違い今年は遠方となってしまった私にとって、さすがに月一度の参加というのは厳しく、今回のレジュメは本当にありがたいです。
次回からもいただけるのでしょうか?是非お願いしたいです。

さて、講座内容の書き起こしを読んでいて、第一話の感想で書き忘れていたことが。
それは、小谷城が落城時炎上したか?ということです。
書き起こしによると、今回の大河ドラマでは控えめに櫓だけ燃えていたとのこと。
一般的には、小谷城は炎上していない、というのが通説です。この根拠となっている『史跡小谷城跡環境整備事業報告書』もありがたいことに講座史料に添付されていました。

しかし、太田先生はこの通説にも疑問を呈されています。
「小谷城の最後の城主は、浅井長政ではないのです。秀吉なのです。秀吉が、落城後の整理をしているかもしれない。焦土を捨てているかもしれない。そう考えると、本当に燃えていないのかは、一考に値するとは思いますが。」

私も、実は2年前まで通説を無条件に信じていました。
しかし、2年前の秋に受けた仲川靖さん(滋賀県教育委員会事務局文化財保護課城郭調査担当主幹/当時)の講座で太田先生も指摘されている点を伺い、その時はじめて炎上した可能性を知りました。

当時の記事が残っていますので、よろしければ。
→*「信長の城づくり 長政の城づくり」(20091004)

「難攻不落」と言われた大坂城で最期を迎えた茶々姫は、「難攻不落」(参照記事より)の城で生まれたのですね。しかし、どちらの城も落城しているんですよね…
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プロフィール

紀伊

Author:紀伊
茶々姫(浅井長政の娘、豊臣秀頼の母)を中心に、侍女、ご先祖の浅井家女性(祖母井口阿古など)、茶々の侍女やその子孫、養女羽柴完子とその子孫を追いかけています。
ちょこっとものを書かせていただいたり、お話しさせていただくことも。





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メモ「赤石いとこ」名義で記事を書かせていただきました。

悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ) 悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ)(2009/06/06)
…改めて石田三成と茶々姫の“不義”を否定する記事を書かせていただきました。


メモ 参考資料としてご紹介いただきました。

めのとめのと
…茶々の乳母大蔵卿局を主人公描く歴史小説。茶々の祖母阿古の活躍も見どころ。
千姫 おんなの城 (PHP文芸文庫)千姫 おんなの城
…千の生涯を描いた作品。千が見た茶々をはじめとする人々の生き様、敗者が着せられた悪名が描かれる。


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