内容は、前回顔をチラ見せした信康と築山殿の事件を中心にストーリーが進んで行きましたが、このあたりはお詳しい方のお話を待ちたいと思います。
今回も私の興味と趣味の範囲で自由に書かせていただきます。
①信長の同母兄弟
まさか江ひとりが安土に行くとは、信長と江が連れだって竹生島を訪れるとは思ってもいなかったので驚きました。
信長の話の中で、兄弟二十二人中、同母の兄弟は信行一人だけ、と語っていましたね。
信長の母である土田御前は、市や三姉妹が身を寄せている信包のもとに身を寄せていたこともあり、信包や市は信長と同母では、と推測される説もあります。
ただ、やはり今回の大河ドラマでは信長と市の関係にはちょっと含みを持たせていますので、同簿兄妹では都合が悪いのかしら…というのはちょっと勘ぐり過ぎでしょうか。
②竹生島の弁天様

ラストの紀行コーナーにも登場した弁天様ですが、「浅井氏」が奉納したとしかナレーションが入っていませんでしたが、奉納したのは第一回にも登場していた江の父方の祖父、浅井久政公です。

(詳しく名前が出なかったのは、そういうキャラに描かれなかったから…?それはさすがに勘ぐりすぎか…)
久政公は母とされる馨庵(寿松/尼子氏)、それぞれが蓮華会の頭役を務め、弁才天を奉納しています。
この弁天様は茶々姫にも関係が深く、特番で何度か紹介された養源院にある厨子の弁才天像は、こちらの弁才天を模したものだとされています。
弁才天堂の反対側には、慶長十年に奉納された弁才天像も祀ってあるのですが、これは奉納した名前が記されていません。残っていないのでしょうか。
茶々姫は秀頼の名前で慶長七~八年に都久夫須麻神社、宝厳寺、弁才天堂を修築しています。
修築後の奉納になりますので、やはり茶々姫が(もしくは秀頼の名前で)行ったものではないかと私は思っているのですが…
③今週の茶々姫
茶々姫ファンとして、一瞬でも移っていれば必ずやりたいこのコーナー(笑)
今回は、一生懸命信長へ手紙を書き続ける江を手助けして、墨を磨ってあげる茶々姫がとっても素敵でした。
三姉妹の中では父の面影を最も強く心に刻んでいるはずですが、それを秘めて妹の心を大切にしている描写がとてもお姉さまらしくて素敵です。
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