fc2ブログ

茶々姫をたどる汐路にて

茶々姫研究日記(こちらが現行版になります)

RSS     Archives
 

すうげんいん?そうげんいん?~祐天寺崇源院御玉屋にみる~

 

『江の生涯』 で、福田先生が督(江)の法名「崇源院」について、現在一般的にもちいられている「すうげんいん」ではなく「そうげんいん」が同時代的には正しかったという説を展開されました。


その時は、春日局が記したといわれている(異説あり)「東照大権現祝詞」に「そうげんいんさま」と記載されていること、また『寛永諸系図伝』仮名本にて「崇源院殿」を「そうげんゐんでん」と読み仮名がつけられていることを根拠とされていました。


さて、先日祐天寺にて督の宮殿が発見されたことがニュースになりました。(下記参照)

1/3の展示説明会で、太田先生がこの宮殿を遣って「そうげんいん」説を補強されていましたので、ニュースのチェックがてらご紹介を。

この宮殿は修理に際し、屋根組から墨書が見つかったのですが、その墨書には「寛永五年/辰九月十五日建立/宗源院様御玉屋」と書かれていたそうです。

また、これを作らせた忠長の書状も残っており、忠長が督の三回忌に合わせて御玉屋を作っていたことは間違いなく、また墨書に書かれた建立日は紛れもなく督の三回忌であり、「宗源院様」がすなわち間違いなく督のことであることが分かります。

「宗」は「しゅう」もしくは「そう」と読みます。「すう」とは読みません。つまり、「宗源院」は「そうげんいん」と読むことがこの御玉屋からも裏付けられるということです。


江の位牌納めた宮殿を確認 東京・祐天寺が所蔵


 来年1月放送開始のNHK大河ドラマ「江(ごう)~姫たちの戦国~」の主人公、江の位牌を納めていたとみられる「宮殿(くうでん)」が、東京都目黒区の祐天寺に所蔵されていたことが27日分かった。

 江戸東京博物館(東京都墨田区)で来年1月2日から開かれる「江」展で公開される。江の関連資料は希少で、話題を集めそうだ。

 宮殿とは、仏像や位牌を安置する厨子の一種。江の宮殿は、高さ2メートル38センチ、幅2メートル10センチ、奥行き1メートル35センチ。徳川家康のものとされてきたが、修復の過程で屋根組みから墨書が見つかり、その日付から、1628年に崇源院(江に死後贈られた名)のために作られたことが判明。内外全面にハスの花などの装飾が施されている。


出典:47NEWS

江 姫たちの戦国:江戸博物館で大河ドラマ特別展 初公開「崇源院宮殿」など


 11年のNHK大河ドラマ「江 姫たちの戦国」のヒロインで、女優の上野樹里さんが演じる“浅井三姉妹”の三女・江の生涯を紹介する特別展「2011年NHK大河ドラマ特別展 江 姫たちの戦国」が1月2日~2月20日、「江戸東京博物館」(東京都墨田区)で開催される。開幕を前に27日、内覧会が開かれ、初公開となる崇源院(江)の厨子「崇源院宮殿(すうげんいん・くうでん)」など貴重な資料が紹介された。

 「江 姫たちの戦国」は、織田信長の妹・お市と近江の戦国武将・浅井長政との間に生まれた“浅井3姉妹”の三女・江(上野さん)が波乱万丈の戦国時代をしなやかに生き抜き、江戸時代の幕開けを見届ける様を描く。連続テレビ小説「さくら」(02年)、大河ドラマ「篤姫」(08年)などの脚本家・田渕久美子さんがオリジナル脚本を手がける。

 同展では、江と長女・茶々、次女・初の人生を軸に、江が将軍の正室として増上寺の墓地に葬られるまでの生涯、その子孫を紹介。プロローグでは江の年表と2点しか現存しない直筆消息が展示され、本編は母・市と3姉妹の子供時代を振り返る「江の父母と伯父」、茶々が嫁いだ豊臣家の人物模様を中心に茶々の生涯を紹介する「江の姉・茶々が嫁いだ豊臣家」、3姉妹の次女・初の温和で柔和な性格を自筆消息などから見る「江の姉・初と京極家」、江の多彩な人脈を通してその生涯を追う「江が嫁いだ徳川家」の4部で構成される。

 また、エピローグでは、08年に祐天寺(東京都目黒区)の修復時に屋根組みから発見された墨書により、崇源院(江)の宮殿であると確認された厨子「崇源院宮殿」を展示。高さ2.38メートル、幅2.1メートル、奥行き1.35メートルで、飛天と蓮(はす)が内装に描かれ、外装には蓮華(れんげ)の文様や逆蓮(ぎゃくれん)の彫刻が施されている。それまでは徳川家康の宮殿と伝えられていた。

 場内では、音声解説を江の母・市を演じる女優の鈴木保奈美さんが担当。音声ガイドは、鈴木さん演じる市が3人の娘たちの人生や周辺の人々を紹介するという趣向で、「本日はようこそお越しくださいました」というあいさつからはじまり、母親目線での優しい語り口で行われる。

 開場は午前9時半~午後5時半(土曜は午後7時半まで、1月3日、10日、17日を除く月曜休)。入場料は一般1300円、大学・専門学生1040円、高校生・65歳以上650円。中学生以下無料。(毎日新聞デジタル)

出典:毎日jp

お江の位牌納めた「宮殿」、東京・祐天寺で確認


 江戸幕府の2代将軍徳川秀忠に嫁いだお江(ごう)(崇源院(すうげんいん))の三男忠長(ただなが)が、母の三回忌の際に造った位牌(いはい)などを納める「宮殿(くうでん)」(霊廟(れいびょう)の一部)が、東京都目黒区の祐天寺で確認された。

 江戸東京博物館(墨田区)で来月2日から始まる特別展「江~姫たちの戦国~」で展示される。

 祐天寺に「徳川家宮殿」と伝わるこの宮殿(高さ2メートル38)を、同寺が2008年から修復調査したところ、お江の三回忌を示す「寛永五年(1628年)……建立 宗源院様御玉家(おたまや)」との墨書きが発見された。

 忠長が徳川家の菩提(ぼだい)寺である増上寺(東京都港区)に宛てて書いた手紙(寛永5年9月)に、「(幕府に無断で)駿府に母親の霊廟を造るよう命じたので、(増上寺での)三回忌の法会に参会できなくなった」とあることから、駿府城(静岡市)にいた忠長が造り、後に祐天寺に移されたものであることが分かった。(2010年12月27日17時23分 読売新聞)


出典:YOMIURI ONLINE

江の生涯―徳川将軍家御台所の役割 (中公新書) 江の生涯―徳川将軍家御台所の役割 (中公新書)
福田 千鶴

中央公論新社 2010-11
売り上げランキング : 8312

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連記事:

→*江にまつわる品の発見/かとりぶたを側に置き(あまのかるもさん)

スポンサーサイト



Comment


    
プロフィール

紀伊

Author:紀伊
茶々姫(浅井長政の娘、豊臣秀頼の母)を中心に、侍女、ご先祖の浅井家女性(祖母井口阿古など)、茶々の侍女やその子孫、養女羽柴完子とその子孫を追いかけています。
ちょこっとものを書かせていただいたり、お話しさせていただくことも。





月別アーカイブ

フリーエリア

メモ「赤石いとこ」名義で記事を書かせていただきました。

悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ) 悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ)(2009/06/06)
…改めて石田三成と茶々姫の“不義”を否定する記事を書かせていただきました。


メモ 参考資料としてご紹介いただきました。

めのとめのと
…茶々の乳母大蔵卿局を主人公描く歴史小説。茶々の祖母阿古の活躍も見どころ。
千姫 おんなの城 (PHP文芸文庫)千姫 おんなの城
…千の生涯を描いた作品。千が見た茶々をはじめとする人々の生き様、敗者が着せられた悪名が描かれる。


検索フォーム



ブロとも申請フォーム

QRコード
QR