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茶々姫をたどる汐路にて

茶々姫研究日記(こちらが現行版になります)

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小浜・美浜・福井

 
せっかくのシルバーウイークなので、ちょっと福井まで足を延ばしてきました。
姫の勉強をさせていただいておきながら、まだ北庄のお城には行ったことがなかったので、初訪問になります。


・道程・

〔小浜市〕常高寺

常高寺の淀姫蓮
これは、お庭に植えてある「淀姫蓮」。伏見城から贈られたものだそうです。

ご住職さん夫妻がとても親切にご説明してくださり、なんとなく、お初の寺らしいなあ…と感じました。
お寺中、茶々姫のお好きな萩の花がいっぱいだったのも、すごく印象的でした。


〔美浜町〕龍沢寺

くす姉さんのお寺です。
どうしても行ってみたかったところの一つ。
残念なことに、お寺の方はご不在でしたが、おそらく門徒の方のご厚意でお寺の中を見せていただくことができました。
龍沢寺のくす姉さん
くすさんにも会えました。もちろん太閤殿下にも!


〔福井市〕自性院、西光寺、柴田神社

自性院は、お市さんの院号をいただいたお寺、西光寺は柴田家の菩提寺、そして柴田神社は北庄城跡に建てられた神社です。
茶々姫や妹姫たちが、短い期間ながら生きた地ですね。

柴田神社の中には、三姉妹神社という摂社がありまして、茶々姫たち三姉妹がまつられています。
柴田神社/三姉妹神社
こんなところで茶々姫が神様になっていたのにも驚きましたが、
なにより、最後は離ればなれになってしまった姉妹が、こうして一緒にまつられていることに私はなんとなくうれしさを禁じえなかったです。


前述のとおりどこも聞いたり本で読んだりしことがあるだけだったために、いろいろと感動の連続でした。
太閤殿下が今際の際に、初にあてて発給した朱印状とか、お初が作庵のことを忠高に言い置いた遺言状(写しながら)とか…

一番の収穫は、京極高和の生母、小倉氏のお名前(「安毛」=「あけ」、かな。)を常高寺で発見したことでしょうか。
忠高の生母吉原殿(山田氏)のお名前は、「崎」さんとか「おな」さんとか見たことはあったのですが。

また更新の素材が増えてうれしいような、困ってしまうような^^;
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プロフィール

紀伊

Author:紀伊
茶々姫(浅井長政の娘、豊臣秀頼の母)を中心に、侍女、ご先祖の浅井家女性(祖母井口阿古など)、茶々の侍女やその子孫、養女羽柴完子とその子孫を追いかけています。
ちょこっとものを書かせていただいたり、お話しさせていただくことも。





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メモ「赤石いとこ」名義で記事を書かせていただきました。

悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ) 悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ)(2009/06/06)
…改めて石田三成と茶々姫の“不義”を否定する記事を書かせていただきました。


メモ 参考資料としてご紹介いただきました。

めのとめのと
…茶々の乳母大蔵卿局を主人公描く歴史小説。茶々の祖母阿古の活躍も見どころ。
千姫 おんなの城 (PHP文芸文庫)千姫 おんなの城
…千の生涯を描いた作品。千が見た茶々をはじめとする人々の生き様、敗者が着せられた悪名が描かれる。


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