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茶々姫をたどる汐路にて

茶々姫研究日記(こちらが現行版になります)

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浅井三代・三姉妹と北近江

 
本日はずっと楽しみにしていた小和田哲男先生、そして中井均先生という超大物大先生sのこられたパネルディスカッションでした。

特に小和田先生…茶々姫を学ぶものとして、この先生はとても避けては通れません。


このチャンスを逃すまいと、実は昨日からお手紙を書いたりしておりました。

無事、スタッフさんの手を通して小和田先生の手に渡ったようで、一安心なようなさらにドキドキするような、不思議な気持ちです。

小和田先生が姿を見せられた瞬間、感極まって泣きそうになったのですが、ここで泣いたら変な人だわ!と思って、かなりがんばってこらえました^^;(涙目にはなってましたが…)
著書のお写真(もしくは探偵ナイトスクープw)ではお姿を拝見したことはあったのですが、お写真は若かりし頃のようで、白髪もはえる上品なご老紳士でした。

肝心のパネルディスカッションのテーマは、浅井三代・三姉妹と北近江ということだったのですが、司会の太田浩司先生を交え大変盛り上がったせいでかなり前半は重厚に、そして後半は私的にちょっと残念な感じに薄っぺらくなってしまいました。ちなみに茶々姫に関しては、小和田先生に期待した誤解を解く方向の発言も望めないほどさらっとしか触れられず…残念。ある程度歴史の流れを分かっているものにとっては問題なかったですが、そうではない人にとっては辛かったのではないかしら。。

講演が終わってみると、同じ会場に職場の上司がいてものすごいびっくりしました!!

そしてなんと!講演の後に30名限定のサイン会がっっっ!!
但し、その場で先生の著書を購入したら…ということだったのですが…

浅井長政のすべて浅井長政のすべて
(2008/08)
小和田 哲男

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…持ってるって!!(涙)
幸いすぐ側に職場の本店があったので、泣く泣くお金を下ろして二冊目を購入。その上で、たくさん書き込みのある最初に買ったほうにサインを頂きました。講演後、ばったり出会った上司に買い取っていただけることとなり、迷ったけど思い切ってよかったと思っています(…ほ。)

実は会場に来た時点で判明していたため、もうずっとどきどきしっぱなしでした。
なるべく短時間に、言いたいことを言えるように何度も心の中で練習していたのですが、結局小和田先生の前ではほとんど忘れ去っていたという…一番肝心なお手紙の話すらすっかり忘れていて、慌てて引き返して伝えました…;何度も引き返して申し訳なかったです。
小和田先生からは私の住所が書いてあるか尋ねられたのですが、まさか、まさかお返事なんかをいただけることを期待してもいいものでしょうか!!
超ご多忙な先生ですから、目を通していただけるだけでもめっけものと思っていたのですが…
たとえPCでも、代筆でも、お返事をいただけたら神棚に飾るわ…!

 

もうひとりの中井先生は、城郭史研究の第一人者でいらっしゃいます。

恥ずかしながらインドアなわたくしは中井先生をそんなに存じ上げなかったのですが、パネルディスカッションを聞いていた、この先生の著書を読みつつ城郭も検討しなければならないなあと大変勉強になりました。

その場で著作は売っていたので、早速購入しました。

近江の山城ベスト50を歩く近江の山城ベスト50を歩く
(2006/11)
中井 均

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すると中井先生の分もサインの整理券を頂いたのですが、にわか者の私がサインなどを頂いてもよいものか…と思いながら、もらってしまいました…



小和田先生に比べ、中井先生のほうはだいぶ人数にも余裕があったので、なにも準備していなかったにもかかわらずかなり充実した受け答えが出来ました。

やはり自己紹介の中にはどの先生に学んだか、というのが重要な項目なのですが、そのことを告げると中井先生はなんと私の先生となんども共同研究をしていたということが判明!!
ああ、そうだった!うちの先生は城郭とか町並みとかそういう研究が専門だった!!!!(おいおい)自分の先生のことを失念していたとは何たる…不覚!
…ですがおかげで和やかにお話をしていただき、またお手紙でも…と名詞を頂いてしまいました。うれしい!
早速近いうちにお礼状を書こう。


本を買うために二度もATMに走ったり、その道中にたまたま当番だった(別の)上司とばったり出くわしたり、なかなかに面白い一日でした…
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プロフィール

紀伊

Author:紀伊
茶々姫(浅井長政の娘、豊臣秀頼の母)を中心に、侍女、ご先祖の浅井家女性(祖母井口阿古など)、茶々の侍女やその子孫、養女羽柴完子とその子孫を追いかけています。
ちょこっとものを書かせていただいたり、お話しさせていただくことも。





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メモ「赤石いとこ」名義で記事を書かせていただきました。

悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ) 悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ)(2009/06/06)
…改めて石田三成と茶々姫の“不義”を否定する記事を書かせていただきました。


メモ 参考資料としてご紹介いただきました。

めのとめのと
…茶々の乳母大蔵卿局を主人公描く歴史小説。茶々の祖母阿古の活躍も見どころ。
千姫 おんなの城 (PHP文芸文庫)千姫 おんなの城
…千の生涯を描いた作品。千が見た茶々をはじめとする人々の生き様、敗者が着せられた悪名が描かれる。


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