FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

小さな声の行方/「2011年大河ドラマ『江』と湖北地方の魅力」

今日、小谷山麓の清水谷周辺で小谷城まつりがありました。


↑ 会場の様子

お祭りの開催に伴い、昨日と今日、二つの講演が行われましたのでこちらに残します。

10/3(土)第二回リアル湖北 戦国浪漫街道フェスティバル
?基調講演「2011年大河ドラマ『江』と湖北地方の魅力」
NHKチーフプロデューサー屋敷陽太郎氏

?パネルディスカッション「湖北に求められる歴史観光に根ざした地域づくり」

パネリスト:
竹谷健治氏(観光庁観光地域振興部観光資源課長補佐)
高橋政之氏(長浜商工会議所会頭)
香水敏夫氏(郷土史研究家)
屋敷陽太郎氏(NHKチーフプロデューサー)
コーディネーター:田淵正人氏(近江屋ツアーセンター所長)






ご存じのとおり茶々姫ひいきの私にとって、大河ドラマはいろいろ複雑な思いがあります。
中には『利家とまつ』の「鬼の淀どの」のような(私にとって)奇跡の回もありますし、間口をドラマ以外に広げれば、『その時歴史は動いた』の「鎧をまとった母 淀殿の悲劇」のように、これ以上ないくらい嬉しかった回もありました。

それでも、やはりいつまでも型にはめたような恐ろしい「淀」もまた、現実でした。

本来ならば、妹であるお江が取り上げられることは、茶々姫もまた近親としてクローズアップされることは間違いのないことで、ファンとしてはもろ手を挙げて喜ぶべき、なのかもしれません。
それでも、恐ろしい「淀」は私や、ネットを通じて巡り合った同志の方々が素直に喜ぶことを許さないのです。

それでも、それでもやっぱり、私たち…少なくとも私には、テレビ画面で素敵な茶々姫を見たいという気持ちは捨て切れない、それも事実です。

大河と聞くと、身構えてしまう私が、この講演に足を運んだのは、少しでも心が穏やかになる情報を、その切れ端でも得たかった…のだと思います。

お話は当然収録も始まってませんので、それほど2011年度大河に触れられることもなく終わったのですが、それでも端々に出てくる会話に一縷の望みをかけて耳を傾ける私…。

なぜお江とお初はさんづけなのに、茶々姫は「淀」なんだろう…と、きっとなんでもないことすら気にかかる始末(実際は最初だけさんづけされてましたが)。

あんまりナイーブになりすぎて、若干ふらふらししながらも、大河のチーフプロデューサーなんて雲上の方を遠くに見ていたのでした。


講演後、パネリストのお一人でいらっしゃる香水先生はお世話になったことがあり、少しお話を…と思って外へ出ると、屋敷さんが出ていらしてびっくり。
さすがにたくさんの人に囲まれていらっしゃいましたが、ふらふらしていた私は迷惑にも何かこのチャンスに伝えなければ…というわけのわからない思いに駆られ、恐る恐る声をお掛けしたのでした。
「プロデューサー」に「チーフ」までついてるし、カーディガンかけてないけど(それはディレクターか。)、小娘のたわごとなど相手にしてもらえないだろう…と思っていたのもあって、まさに蛇に睨まれたカエル状態。
口だけパクパクするけど、心臓がドキドキしすぎて、言葉が出てこない。
もう、それは滑稽な状況だったと思います。

そこに香水先生が帰ってきてくださり、屋敷さんとの間をうまく取り持ってくださり、なんとかかんとか限られた時間でお話をさせていただきました。

もちろんドラマという創作をおつくりになるのですから、こうしてください、などというのは筋違い。
ただ、伝えたかっただけです。
たとえ少数でも、心待ちにしたいのにできない人がいること。

…まあ、こんな僭越なことを口にしてしまったわけですが、取り越し苦労だった…のかもしれません。
屋敷さんは、こんな失礼な小娘に、丁寧に対応してくださいました。
井上安代先生(秀頼研究の大家)に史料を紹介してもらっていること、そしてなんとうちのサイトにもいらしたことがある、とか…

ま、ま、ま、まさか、こんな辺境サイトをご存じだとは思ってもいなかったので、びっくりしすぎてまた動悸を覚えました…
大蔵卿局ページの話とか伺ったのですが、たぶんうちで間違いない…はず。
なぜか大蔵卿局ページはいろいろいい評判をいただいて恐縮です…いやいや。
や、うちのサイトはいいんだけど、茶々姫の侍女をお調べになるヒントを探していらっしゃったようなことをおっしゃっていたので、私はちゃんと茶々姫のことも調べてくださってるんだ…とうれしくなったのでした。

うん、なにもまだわからないけどね。
さすがに屋敷さんお一人で大河ドラマを作られているわけではないし、ドラマ的展開を重視されて、私たちが望まない人物像で描かれる可能性だって十二分にあるわけです。

でも、なんか、小さな私たちの声を届けることができて、うれしかったというか…ほっとしたというか…

そもそも私が茶々姫に関するサイトを立ち上げたその訳は、小説やドラマで描かれる茶々姫の姿に疑問を持っていただきたい、そして、私自身少しでも真実の姿を知りたいという思いでした。
それが、まさか大河ドラマという大きな作品をお作りになられる方の目に触れることがあろうとは…なんというか、身の引き締まる思いです。

…というわけで、これからも誠実に調査を続けてまいりますので、どうぞ皆々様ふつつかな管理人ではございますが、よろしくお願いいたします。
(ただし、茶々姫ひいきはなかなかなおせないですが…)


ps: (更新情報)饗庭局さんなど、ちょこっと加筆いたしましたのでよろしければ。
スポンサーサイト



| ∟講演会/展覧会 | 20:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URI

http://chachahimeblog.blog.fc2.com/tb.php/791-fe8db192

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT