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茶々姫をたどる汐路にて

茶々姫研究日記(こちらが現行版になります)

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お拾さんが産まれた日

 
明日は旧暦で八月三日。
そう、お拾さん(秀頼公)の誕生日です。

前にも書いたけど、人の命日やら誕生日にはとんと疎いわたくしですが、
勤務先の日めくりは結構でかく旧暦が書いてあって、めくるのはだいたいあたしなので、旧暦には最近敏感です。

慰霊宴が催せたのも、この日めくりのおかげ。


お拾さんは結構私と誕生日が近かったんだなー(私は今月の十四日)。

うちのお母は私を産んだときに、九月にも関わらずありえない暑さだったと言っていたのを昔聞いたけど、
茶々姫も医療なんかろくになかった時代に、秋の気配を暦だけにうかがいながら、暑い暑いとお拾さんを産んだのかもしれませんね。

…ちなみに文禄二年の八月三日の京都は曇りだったそうですから、
大坂城二の丸もむしろ蒸し暑くてかなわんかったのではないかしら。
蒸し暑いのはつらいねえ。


ともあれ、お拾さん、お誕生日おめでとう。

私は、私たちはお拾さんが生まれたことを、
茶々姫の至上の慶びを、
打算抜きで心から祝福いたします。
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プロフィール

紀伊

Author:紀伊
茶々姫(浅井長政の娘、豊臣秀頼の母)を中心に、侍女、ご先祖の浅井家女性(祖母井口阿古など)、茶々の侍女やその子孫、養女羽柴完子とその子孫を追いかけています。
ちょこっとものを書かせていただいたり、お話しさせていただくことも。





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メモ「赤石いとこ」名義で記事を書かせていただきました。

悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ) 悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ)(2009/06/06)
…改めて石田三成と茶々姫の“不義”を否定する記事を書かせていただきました。


メモ 参考資料としてご紹介いただきました。

めのとめのと
…茶々の乳母大蔵卿局を主人公描く歴史小説。茶々の祖母阿古の活躍も見どころ。
千姫 おんなの城 (PHP文芸文庫)千姫 おんなの城
…千の生涯を描いた作品。千が見た茶々をはじめとする人々の生き様、敗者が着せられた悪名が描かれる。


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