Posted at 1912.05.08 Category : 編年史料
元和十・寛永元(1624)年
完子(「天真院尼」)の寄進により、随心院の薬医門、玄関、書院が再建される。
随心院は夫忠栄の弟増孝(二十四世)が中興の祖であり、その跡をを継いだのが完子の四男栄厳という深い関わりがある。
七日
梵舜、寧へ年賀のため伺候する。寧・清月局・永春(「栄春」)・清首座へ進物。〔舜旧記〕
十八日
梵舜、寧へ神供をおくる。〔舜旧記〕
三日
督(江/「御台様」)、慈性へ銀子三枚を送る。〔慈性日記〕
十八日
豊国大明神勧請月。〔舜旧記〕
二十二日
梵舜、寧へ伺候する。同日、黒田孝高室照福院(光/櫛橋伊定女)も寧へ伺候している。〔舜旧記〕
寧、梵舜へ帷をおくる。栄春取り次ぐ。〔舜旧記〕
九日
吉田家において寧の病気平癒祈祷を行う。〔舜旧記〕
十二日
梵舜、寧の病気平癒祈祷のため伺候する。〔舜旧記〕
十三日
梵舜のもとへ寧と長慶院(寧の姉/三折全友室杉原くま)より祈祷の礼が届く。〔舜旧記〕
十四日
梵舜、寧より祈祷祝儀を賜る。〔舜旧記〕
十五日
梵舜、萩原兼従・吉田兼英(吉田兼治次男、萩原兼従弟、幼名:幸鶴丸)と共にお礼のために寧のもとへ参上する。〔舜旧記〕
十八日
寧の侍女(「御内衆」)が寧の病気平癒のために立願する。 〔舜旧記〕
十九日
梵舜、寧へ唐装束をおくる。〔舜旧記〕
二十五日
梵舜、寧の見舞のため参上する。〔舜旧記〕
六日
申刻、「長々の煩いの末」寧が薨去する。「天下の者悲しみ申す義」。〔舜旧記〕
七日
梵舜、寧の弔問に罷る。〔舜旧記〕
二十日
梵舜、寧へ経をおくる。〔舜旧記〕
二十三日
常光院長老の引導にて寧の葬儀が執り行われる。〔舜旧記〕
十二日
九条忠栄の母、高倉熈子(高倉永家女)が没する。完子の義母にあたる。東福寺に葬り、東陽院従三位渓花正春大姉と諡する。〔東福紀綱寮記(東福寺誌)〕
→編年史料 目次へ
寛永年間
完子(「天真院尼」)の寄進により、随心院の薬医門、玄関、書院が再建される。
随心院は夫忠栄の弟増孝(二十四世)が中興の祖であり、その跡をを継いだのが完子の四男栄厳という深い関わりがある。
一月
七日
梵舜、寧へ年賀のため伺候する。寧・清月局・永春(「栄春」)・清首座へ進物。〔舜旧記〕
十八日
梵舜、寧へ神供をおくる。〔舜旧記〕
四月
三日
督(江/「御台様」)、慈性へ銀子三枚を送る。〔慈性日記〕
十八日
豊国大明神勧請月。〔舜旧記〕
二十二日
梵舜、寧へ伺候する。同日、黒田孝高室照福院(光/櫛橋伊定女)も寧へ伺候している。〔舜旧記〕
寧、梵舜へ帷をおくる。栄春取り次ぐ。〔舜旧記〕
八月
九日
吉田家において寧の病気平癒祈祷を行う。〔舜旧記〕
十二日
梵舜、寧の病気平癒祈祷のため伺候する。〔舜旧記〕
十三日
梵舜のもとへ寧と長慶院(寧の姉/三折全友室杉原くま)より祈祷の礼が届く。〔舜旧記〕
十四日
梵舜、寧より祈祷祝儀を賜る。〔舜旧記〕
十五日
梵舜、萩原兼従・吉田兼英(吉田兼治次男、萩原兼従弟、幼名:幸鶴丸)と共にお礼のために寧のもとへ参上する。〔舜旧記〕
十八日
寧の侍女(「御内衆」)が寧の病気平癒のために立願する。 〔舜旧記〕
十九日
梵舜、寧へ唐装束をおくる。〔舜旧記〕
二十五日
梵舜、寧の見舞のため参上する。〔舜旧記〕
九月
六日
申刻、「長々の煩いの末」寧が薨去する。「天下の者悲しみ申す義」。〔舜旧記〕
七日
梵舜、寧の弔問に罷る。〔舜旧記〕
二十日
梵舜、寧へ経をおくる。〔舜旧記〕
二十三日
常光院長老の引導にて寧の葬儀が執り行われる。〔舜旧記〕
十二月
十二日
九条忠栄の母、高倉熈子(高倉永家女)が没する。完子の義母にあたる。東福寺に葬り、東陽院従三位渓花正春大姉と諡する。〔東福紀綱寮記(東福寺誌)〕
→編年史料 目次へ
スポンサーサイト
Comment