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茶々姫をたどる汐路にて

茶々姫研究日記(こちらが現行版になります)

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[Twitter]右京太夫局と宮内卿局、江

 

これだけ一次史料で右京大夫局と宮内卿局は同一人物ではないということがはっきりしているのになあ。ちなみに両者共に右京大夫が先に登場するので、秀頼の乳母頭はやはり右京大夫で間違いないと断言して良さそうです。


posted at 23:46:26


以前、『山内家文書』の大蔵卿局書状で右京大夫局(「う京の大夫殿」)と宮内卿局(「宮内卿殿」)が並列して山内家よりの進物のあて先として登場する話をしましたが、『輝資卿記』でもやはり右京大夫局(「うきやうの大夫殿」)と宮内卿局(「くないきやう殿」)が同時に登場していました。


posted at 23:43:55


大河ドラマ講座は結局一度も直接参加できなかったので、実際はこんなふうに断定的にお話されていないかもしれませんが、議事録を見ると毎回同じようなところに引っかかります。二次史料を使ってしばしば断定的な話になっているところなど。「史料」を大切にされている先生のはずなのですが…


posted at 19:48:55


江が男の近親がいないときに亡くなったことについてや、江が火葬にされたことについて「歴代将軍とその妻、御台所で、荼毘に伏されたのは唯一江だけで…」という記述にいろいろ含みを持たせておられますが、後者は事実ではないんですよね。確か。


posted at 19:44:05


会誌とともに去年の大河ドラマ講座の記録もきました。大坂落城の様子は『駿府記』をそのまま史実であるように取り上げられていました。その他、保科正之の出生に関して、会津藩の記録をそのまま引用し、「これを見ると、江はよほど悋気が強かったのかなと思います」という結論…


posted at 19:37:20

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プロフィール

紀伊

Author:紀伊
茶々姫(浅井長政の娘、豊臣秀頼の母)を中心に、侍女、ご先祖の浅井家女性(祖母井口阿古など)、茶々の侍女やその子孫、養女羽柴完子とその子孫を追いかけています。
ちょこっとものを書かせていただいたり、お話しさせていただくことも。





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メモ「赤石いとこ」名義で記事を書かせていただきました。

悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ) 悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ)(2009/06/06)
…改めて石田三成と茶々姫の“不義”を否定する記事を書かせていただきました。


メモ 参考資料としてご紹介いただきました。

めのとめのと
…茶々の乳母大蔵卿局を主人公描く歴史小説。茶々の祖母阿古の活躍も見どころ。
千姫 おんなの城 (PHP文芸文庫)千姫 おんなの城
…千の生涯を描いた作品。千が見た茶々をはじめとする人々の生き様、敗者が着せられた悪名が描かれる。


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