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茶々姫をたどる汐路にて

茶々姫研究日記(こちらが現行版になります)

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安養院 ~称専院九条八代姫(九条道房五女、浅野綱晟室)

 
先日、完子の孫姫、八代の墓所へお参りしてきました。

茶々姫をたどる汐路にて

「称専院殿心誉誓空大姉尊儀 延宝七巳未年暦 四月十三日」 
境内には「称専院殿」と刻まれた八代寄進の燈籠も。

茶々姫をたどる汐路にて

傍らには侍女の墓と考えられている六基の石仏(女性のものと思われる戒名と没日が刻まれていますが、はっきり読めるものから全く消えてしまっているものまで現存具合はそれぞれ)のほか、「法雲院」と「光心院」という二人の墓所が手厚く供養されていました。

特に法雲院(元禄五年九月十二日没)の墓は他と違い、身分の高さを感じさせるものでした。
戒名も他二人とすこしちがっていたので、本多忠常に嫁いだ娘の豊(初め犬。婚礼時に改名)かな?と予想していますがまだ確認できていません。

初め、「芳雲院」こと八代の姉、寵の墓所かと疑ったのですが、没年が八代より遅いんですよね。
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プロフィール

紀伊

Author:紀伊
茶々姫(浅井長政の娘、豊臣秀頼の母)を中心に、侍女、ご先祖の浅井家女性(祖母井口阿古など)、茶々の侍女やその子孫、養女羽柴完子とその子孫を追いかけています。
ちょこっとものを書かせていただいたり、お話しさせていただくことも。





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メモ「赤石いとこ」名義で記事を書かせていただきました。

悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ) 悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ)(2009/06/06)
…改めて石田三成と茶々姫の“不義”を否定する記事を書かせていただきました。


メモ 参考資料としてご紹介いただきました。

めのとめのと
…茶々の乳母大蔵卿局を主人公描く歴史小説。茶々の祖母阿古の活躍も見どころ。
千姫 おんなの城 (PHP文芸文庫)千姫 おんなの城
…千の生涯を描いた作品。千が見た茶々をはじめとする人々の生き様、敗者が着せられた悪名が描かれる。


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