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茶々姫をたどる汐路にて

茶々姫研究日記(こちらが現行版になります)

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1618/元和四年

 
元和四(1618)年

一月

一日
・梵舜、豊国神社へ参詣する〔舜旧記〕

六日
・寧、豊国社へ祈念料として鳥目六貫目を送る。また、梵舜へも進物を贈る〔舜旧記〕

七日
・梵舜、豊国神社へ参詣する〔舜旧記〕

十一日
・梵舜、豊国神社へ参詣する〔舜旧記〕

十八日
・梵舜、豊国神社へ参詣する〔舜旧記〕

二十六日(天晴、寒風、雪散)
・寧(「高台院殿」)、患う。西洞院時慶妻(孝蔵主妹?)、お寧を見舞う〔時慶記〕

二十七日(天晴、雪散、寒)
・寧(「高台院殿」)、の病回復する。西洞院時慶、寧を見舞い、清月局(「清月」)と談ずる〔時慶記〕

二十八日(天晴、陰寒)
・寧(「高台院殿」)、の病悪化する。西洞院時慶妻(孝蔵主妹?)、寧を見舞う〔時慶記〕

二月

一日
・梵舜、豊国神社へ参詣する。寧が病むとの知らせを聞く〔舜旧記〕

三日
・梵舜、寧の病平癒祈願のために天度祓を進上する〔舜旧記〕

七日(天晴陰)
・西洞院時慶妻(孝蔵主妹?)、寧(「高台院殿」)を見舞い、クワイ一折を贈る〔時慶記〕

十一日
・梵舜、豊国神社へ参詣する〔舜旧記〕

十六日(天晴)
・寧(「高台院殿」)の病が心許ないと聞き、西洞院時慶、清月局(「清月」)・お鳥(「烏」)へ取り急ぎ文を送る〔時慶記〕
・梵舜、寧を見舞いに訪問する〔舜旧記〕

十八日
梵舜、豊国神社にて寧の病平癒祈祷を行う〔舜旧記〕

十九日(天晴)
・西洞院時慶妻(孝蔵主妹?)、寧(「高台院殿」)を見舞う。わずかに回復の兆し有とのこと〔時慶記〕

二十三日(天晴)
・西洞院時慶、寧(「高台院殿」)見舞のため、清月局(「清月」)へ文を送る〔時慶記〕

二十五日(天晴)
・西洞院時慶、寧(「高台院殿」)を見舞う。清月局(「清月」)へ諸白一を贈る〔時慶記〕

二十八日(天晴)
・西洞院時慶、寧(「高台院殿」)へを見舞のため人(「与一」)をやる。時慶妻(孝蔵主妹?)、寧を見舞う〔時慶記〕

三月

三日
・梵舜、寧の病気平癒祈願のために御洗米を進上する〔舜旧記〕

四日(天晴)
・西洞院時慶、寧(「高台院殿」)を見舞う。西洞院時慶、清月局(「清月」)・鳥(「ヲトリ」)・鶴(「オ鶴」)へ重箱を贈る〔時慶記〕

六日(天晴陰)
・岡本玄治(「玄治」、「法印」/曲直瀬道三の弟子・娘婿)、寧(「高台院殿」)へ薬を進上するために下向を延引する〔時慶記〕

九日(天晴陰)
・西洞院時慶、寧(「高台院殿」)の病について、木下利房(「木下宮内」/寧の兄木下家定の次男)・清月局(「清月」)へ尋ねる。江戸の半井瑞寿成近(「驢庵」/朝廷・幕府の典薬医)へも人が遣わされる〔時慶記〕

十二日(雨、巳刻より晴)
・西洞院時慶妻(孝蔵主妹?)、寧(「高台院殿」)を見舞う〔時慶記〕

十九日(大雨)
・西洞院時慶妻(孝蔵主妹?)、寧(「高台院殿」)を見舞う〔時慶記〕
・梵俊、高台院屋敷にて寧の病気平癒祈念を行う。寧の侍女である清首座(「清首」)、清月局、永春尼、鶴がこれに同席する〔舜旧記〕

二十日
・寧、梵舜へ音信を送る。梵舜、返礼する〔舜旧記〕


閏三月

一日
・梵舜、寧に天度祓ならびに供米を進上する〔舜旧記〕

二日(天晴)
・西洞院時慶妻(孝蔵主妹?)、寧(「高台院殿」)を見舞い、茶子を進上する。寧、少験の兆しあり〔時慶記〕

四日
・寧、梵舜へ御燈料として銀子一枚を送る〔舜旧記〕

六日
・慈性(多賀大社僧、日野資勝子)、寧(「高台院殿」)を見舞うため訪問する〔慈性日記〕

十一日
・梵舜、豊国神社へ参詣する〔舜旧記〕

二十二日(天晴)
・西洞院時慶、寧(「高台院殿」)を見舞い、諸白二大折を進上する。時慶、清月局(「清月」)と会うが木下利房(「宮内」)は使の口上に留まる〔時慶記〕

二十七日
・梵舜、吉田斎場所にてお寧の病気平癒祈祷を行う〔舜旧記〕

二十九日
・梵舜、寧へ見舞を申し入れる。木下延俊が応対する〔舜旧記〕


四月

一日
・梵舜、豊国神社へ参詣する。寧へ天度祓、散米を進上する〔舜旧記〕

十八日
・梵舜、寧へ天度祓、御神供を進上する。寧の侍女清月局より音信あり〔舜旧記〕

二十一日
・梵舜、寧へ見舞を申し入れる〔時慶記〕


五月

一日
・梵舜、豊国神社へ参詣する。寧へ天度祓、散米を進上する〔舜旧記〕

十八日
・梵舜、豊国神社へ寧の神供百座祓を進上する〔舜旧記〕


六月

一日
・梵舜、豊国神社へ参詣する〔舜旧記〕

二十七日
・梵舜、寧へ伺候する。寧の体調不良により対面叶わず〔舜旧記〕


七月

七日
・梵舜、豊国神社へ参詣する〔舜旧記〕

二十八日
・寧・侍女(「御内人」)四名(清首座〔「清首」〕、清月局、永春尼、鶴)、梵舜へ祝儀を送る〔舜旧記〕


八月

一日
・梵舜、豊国神社へ参詣する。寧の侍女四名(清首座〔「清首」〕、清月局、永春尼、鶴)、神供を持参する〔舜旧記〕

九月

一日
・梵舜、豊国神社へ参詣する〔舜旧記〕

十八日
・梵舜、豊国神社の神供を寧へ進上する。午後、片桐貞隆が豊国社へ参詣する〔舜旧記〕


十月

一日
・梵舜、豊国神社へ参詣する〔舜旧記〕

十八日
・梵舜、豊国神社へ参詣する。午後、片桐貞隆が豊国社へ参詣する〔舜旧記〕

二十八日
・梵舜、寧へ見舞のため伺候する〔舜旧記〕


十一月

一日
・梵舜、豊国神社へ参詣する〔舜旧記〕

十八日
・龍(「松丸殿」/京極高吉女)が豊国神社へ参詣する〔舜旧記〕



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プロフィール

紀伊

Author:紀伊
茶々姫(浅井長政の娘、豊臣秀頼の母)を中心に、侍女、ご先祖の浅井家女性(祖母井口阿古など)、茶々の侍女やその子孫、養女羽柴完子とその子孫を追いかけています。
ちょこっとものを書かせていただいたり、お話しさせていただくことも。





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メモ「赤石いとこ」名義で記事を書かせていただきました。

悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ) 悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ)(2009/06/06)
…改めて石田三成と茶々姫の“不義”を否定する記事を書かせていただきました。


メモ 参考資料としてご紹介いただきました。

めのとめのと
…茶々の乳母大蔵卿局を主人公描く歴史小説。茶々の祖母阿古の活躍も見どころ。
千姫 おんなの城 (PHP文芸文庫)千姫 おんなの城
…千の生涯を描いた作品。千が見た茶々をはじめとする人々の生き様、敗者が着せられた悪名が描かれる。


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