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茶々姫をたどる汐路にて

茶々姫研究日記(こちらが現行版になります)

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1616/元和二年

 
元和二(1616)年

正月

二十一日
・徳川家康、この日の 夜に駿河国田中城で発病する〔徳川実紀〕


三月

二十日
・幕府、文英清韓を獄に下す〔本光国師日記(東福寺誌)〕
二十七日
・徳川家康、太政大臣の宣下を受ける〔徳川実紀〕


四月

九日
・有節瑞保、木下延俊(「木下右衛門」)邸に赴き、寧(「カウタイ院殿」)に宛てて杉原十帖を渡す〔舜旧記、本光国師日記、泰平年表、江戸時代史(東福寺誌)〕
十七日
・徳川家康、駿府にて没する。七十五歳〔舜旧記、本光国師日記、泰平年表、江戸時代史(東福寺誌)〕
十九日
・徳川家康の遺言により、駿府久能山に葬り、江戸増上寺に葬礼し、一周忌ののち日光山に勧請し、さらに三河大樹寺に安国院殿徳蓮社崇誉道和大居士の位牌を祀らせる〔本光国師日記(東福寺誌)〕


五月

七日(晴)
・秀頼母子ら一周忌につき、督(「御台」)、養源院にて仏事を営む〔義演准后日記〕


七月

十五日
・梵俊、寧へ音信・進物を贈る。返礼あり〔舜旧記〕


八月

一日
・梵俊、豊国神社へ参詣する〔舜旧記〕


九月

二十五日
・豊国神社神宮寺内の若松の地が妙法院(常胤法親王)によって理不尽に刈られる〔舜旧記〕

十一月

一日
・梵俊、豊国神社へ参詣する〔舜旧記〕
十六日
・梵俊、寧を訪問する。進物・対面あり〔舜旧記〕
三十日
・梵俊、豊国神社へ参詣する〔舜旧記〕


十二月

一日
・梵俊、豊国神社へ参詣する〔舜旧記〕
八日
・高台寺にて、鉢食(頭陀行のひとつ。一鉢以上食べない行)が行われる〔舜旧記〕
十一日
・梵俊、豊国神社へ参詣する〔舜旧記〕
十五日
・寧の侍女(「高台院御内人」)鶴、なか、清首座(「清首」)、こふの四人が豊国大明神への御燈火料として四十四文目を寄進する〔舜旧記〕
二十一日
・寧の侍女(「高台院御内人」)鶴、なか、清首座(「清首」)、こふの四人、豊国神社へ参詣する〔舜旧記〕
二十八日
・梵俊、豊国神社へ歳暮参詣する。総社領のことを立願する。〔舜旧記〕



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プロフィール

紀伊

Author:紀伊
茶々姫(浅井長政の娘、豊臣秀頼の母)を中心に、侍女、ご先祖の浅井家女性(祖母井口阿古など)、茶々の侍女やその子孫、養女羽柴完子とその子孫を追いかけています。
ちょこっとものを書かせていただいたり、お話しさせていただくことも。





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メモ「赤石いとこ」名義で記事を書かせていただきました。

悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ) 悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ)(2009/06/06)
…改めて石田三成と茶々姫の“不義”を否定する記事を書かせていただきました。


メモ 参考資料としてご紹介いただきました。

めのとめのと
…茶々の乳母大蔵卿局を主人公描く歴史小説。茶々の祖母阿古の活躍も見どころ。
千姫 おんなの城 (PHP文芸文庫)千姫 おんなの城
…千の生涯を描いた作品。千が見た茶々をはじめとする人々の生き様、敗者が着せられた悪名が描かれる。


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