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茶々姫をたどる汐路にて

茶々姫研究日記(こちらが現行版になります)

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「大たにの五もし」(中村博司著『豊臣政権の形成過程と大坂城』)

 

「大たにの五もし」:日付欠羽柴秀吉自筆書状(天正11年8月/『大日本史料』十一編之四所収/中村博司著『豊臣政権の形成過程と大坂城』より)


posted at 14:17:32


北ノ庄~安土~長浜~京都~但馬~姫路~大坂 という流れが、今までになくしっくり。 そして思いのほかお寧の世話になっていて、このころの茶々の事績とともに、後年の後室連携の面でも当時のお寧の周辺について再確認が必要だなと感じた次第です。


posted at 14:17:32



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秀次事件と八百姫

 

秀次事件は秀頼の許嫁だった八百姫が病死したのが大きな契機だったと個人的に思ってる…


posted at 17:07:48

 

和田裕弘著『柴田勝家』

 

常高寺にも長政とお市の位牌(今だけでなけ火災の前も)があり、過去帳にも長政とお市の記載があります。 chachahimeblog.blog.fc2.com/blog-entry-956…


posted at 16:28:25


さすがに「渓心院文」でもそこは間違いないと思って良いのではと私は思っています。


posted at 16:30:32


『柴田勝家』読了。私的には『お市の方の生涯』と続けて読んで大正解だった。同じ事績でも、史料の取捨選択がそれぞれで、メインで扱っている史料なのに一方では根拠薄弱とバッサリ切られているのが逆に勉強になりました。信長死後に勝家が近江を得た事に対する見解もそれぞれで面白かったです。


posted at 16:46:28


そう言えば今回も茶々の勝家供養は取りあげられてなかったな。


posted at 17:00:19



 

黒田基樹著『お市の方の生涯――「天下一の美人」と娘たちの知られざる政治権力の実像』

 

3章終わり。 んー、史料が少ないから仕方ない部分は重々承知で、資料の取捨選択と、すでにある認識からの逆説的な絞り込みにところどころ腑に落ちない点ありという感想。年齢による線引きとか。


posted at 10:05:50


4章に入って早速大たにの五もじに直撃被弾なうです。 積読消化してさらに入手せねばならない本が増える謎。 そしてボーナスが溶ける謎。爆死。


posted at 11:43:12


それをいうなら、保科正之に対する江のあれこれも、忠高に対する初のあれやこれやも、嫉妬とかというより正妻の承認がなかった結果ってことかな。同じ庶子の高政に対して初がそういうことしてた感じないし、可愛がって上洛につれてきてたみたいだし。


posted at 14:37:05


だからって、お寧の承認がなかったから茶々姫以外誰も秀吉の子を産まなかったってのはそんなに納得していない。茶々姫贔屓だという自覚はあるし、例の雑説関係は反吐が出るほど嫌いだけど。そういう面もあったかもしれないけど、結局江とか初とかにもああいう話があるんだし、結果論なのでは。


posted at 14:39:59


前田利常関係もそういうのあるんかな。千代保だけ松と仲良くなかったとか、そういう話があるけど、名護屋行きに着いて行かせたけどそういうつもりで付かせたわけではなかったのにそうなったからややこしかったのかな?


posted at 14:42:08


まあ、こういう話を全部一括りにしたらまた話が違ってくるとは思うけど、単なる現代的な嫉妬とかで片付けるのとまた次元が違う話なのかなという意味ではしっくりきてます。


posted at 14:43:09


茶々が柴田勝家の供養をした形跡がないから養子関係はなかったという話、『お市の方の生涯』の前にも見た記憶。 この供養は、そのうちに入らないのかなと毎回疑問。 →茶々姫と柴田勝家 chachahimeblog.blog.fc2.com/blog-entry-878…


posted at 19:47:32


織田の一族として重んじられてても、小谷の御料人って呼ばれてたのは個人的にだいぶ嬉しいな。でも。「小谷の御方」と呼ばれていたお市泣亡き後、妹たちどころか浅井一族郎党の生き残り、ひいてはお市とともに勝家が引き継いだ近江を背負っていると認識されていたとしたらなかなか重いとも思う。。


posted at 09:56:58


黒田先生の説を受けると、勝家の死後秀吉が茶々を保護して手元に残したのも、織田の血縁なのはもちろん、長政からお市、お市から勝家に引き継いだものを茶々を通して確保したいという面も多分にあったのではと反芻しているなう。


posted at 09:56:58

プロフィール

紀伊

Author:紀伊
茶々姫(浅井長政の娘、豊臣秀頼の母)を中心に、侍女、ご先祖の浅井家女性(祖母井口阿古など)、茶々の侍女やその子孫、養女羽柴完子とその子孫を追いかけています。
ちょこっとものを書かせていただいたり、お話しさせていただくことも。





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メモ「赤石いとこ」名義で記事を書かせていただきました。

悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ) 悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ)(2009/06/06)
…改めて石田三成と茶々姫の“不義”を否定する記事を書かせていただきました。


メモ 参考資料としてご紹介いただきました。

めのとめのと
…茶々の乳母大蔵卿局を主人公描く歴史小説。茶々の祖母阿古の活躍も見どころ。
千姫 おんなの城 (PHP文芸文庫)千姫 おんなの城
…千の生涯を描いた作品。千が見た茶々をはじめとする人々の生き様、敗者が着せられた悪名が描かれる。


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