fc2ブログ

茶々姫をたどる汐路にて

茶々姫研究日記(こちらが現行版になります)

RSS     Archives
 

豊臣秀次の男児

 
文禄二年四月一日
辰刻若公誕生、「御妾之腹也云々」〔言経〕

四月七日
「若公去朔日ニ誕生也御礼金剣一振進献上、益庵・駒居取次候」〔時慶〕

五月九日
「今宮祭礼結構ノ由聞ユ、若公御誕生ノ故、旅所以下初而被立候、御幸道等改ト云々」〔時慶〕

五月二十九日
「飛鳥井鞠会ハ延引ト也、殿下ノ若公御不例ノ由也」〔時慶〕

六月一日
「殿下今日御参 内御延引也、若公昨日ヨリ驚風御所労也、神社并仏寺等へ御立願並御代官参済々之儀也、医療并祈療・針治療無申計了、午刻ヨリ少験気云々、殿下各へ御対顔無之、但夕食有之」〔言経〕

六月二日
「若公御煩少験気也云々」〔言経〕

六月六日
「亥刻、若公夭折」〔言経〕

六月七日
「殿下之若公被薨候、則嵯峨二尊院へ送申由也」〔時慶〕

六月某日
益庵宗甫・駒井重勝、松尾大社に本復祈願を依頼する〔駒井〕
「若君様御不例」
スポンサーサイト



プロフィール

紀伊

Author:紀伊
茶々姫(浅井長政の娘、豊臣秀頼の母)を中心に、侍女、ご先祖の浅井家女性(祖母井口阿古など)、茶々の侍女やその子孫、養女羽柴完子とその子孫を追いかけています。
ちょこっとものを書かせていただいたり、お話しさせていただくことも。





月別アーカイブ

フリーエリア

メモ「赤石いとこ」名義で記事を書かせていただきました。

悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ) 悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ)(2009/06/06)
…改めて石田三成と茶々姫の“不義”を否定する記事を書かせていただきました。


メモ 参考資料としてご紹介いただきました。

めのとめのと
…茶々の乳母大蔵卿局を主人公描く歴史小説。茶々の祖母阿古の活躍も見どころ。
千姫 おんなの城 (PHP文芸文庫)千姫 おんなの城
…千の生涯を描いた作品。千が見た茶々をはじめとする人々の生き様、敗者が着せられた悪名が描かれる。


検索フォーム



ブロとも申請フォーム

QRコード
QR