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茶々姫研究日記(こちらが現行版になります)
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(2010/12/26)
【二条城会見①】慶長十年、家康の遣いとしてお寧さんが秀頼の上洛を促したことに茶々姫が猛反発したという噂。京や大坂の人間が、すわ戦か!?と大騒ぎしたけれど、家康が折れたお陰で何にもなかったということになっています。大概の意見は家康の要求やお寧さんの提案をはねつけた茶々姫に批判的です。
posted at 04:02:50
【二条城会見②】しかし上洛の件について、茶々姫はよく周りの意見を聞いてたんだなあ、と私は思うんです。というのも、慶長十年は親秀頼の大名(有名どころでは加藤清正や福島正則が挙げられますね)や家臣が秀頼の身を案じて上洛に反対し、茶々姫に家康の申し出を断るように説得しているようなのです。
posted at 04:04:30
【二条城会見③】そもそも清正や正則らは関ヶ原合戦の前後関わりなく秀頼を大切に遇していて、秀頼に累が及ばないと家康に言わせることで東軍についています。清正が熊本城に秀頼の居室を作っていたこと、大坂の陣の際、正則が大坂方からの手紙に返事は否ながらも丁寧な手紙を返したことは有名です。
posted at 04:11:51
【二条城会見④】家康はそんな彼らの意向をまだ無視できなかった。つまり、家康が折れて忠輝を秀頼のもとへ送ったのは、茶々姫のヒステリーに呆れたわけでも、大らかに対応したわけでもなく、未だ秀頼を慕う、家康にとっては厄介な存在がまだ無視できないほどいたから、という感じではないでしょうか。
posted at 04:13:31
【二条城会見⑤】だから、慶長十六年での二条城会見は応じざるを得なかった。親秀頼派は、既に自分たちの影響力では太刀打ちできないほどの力を家康が得ていることが分かっていたのでは。親秀頼派は数を減らし、逆に徳川は将軍職を譲ってなお辣腕をふるう大御所家康を筆頭に勢力を増していました。
posted at 04:16:32
【二条城会見⑥】茶々姫が二条城会見をしぶしぶながら受諾したのは、占い師に相談した結果だといわれています。しかし、現実的に考えて、秀頼を大切に思ってくれている加藤清正や浅野幸正、お寧さんが命がけで秀頼を守ると言ってくれたからことがやはり一番説得力があったのではないかと思います。
posted at 04:17:15
【二条城会見⑦】ちょっと話はずれますが、福島正則はこの時、病と称して大坂にいたそうですが、秀頼不在の大坂を守り、何かあった時に茶々姫の介錯をするなど、豊臣家の名誉を守るためだったという説もあるそうです(残燈傾談)。 http://p.tl/6ELk
posted at 04:18:00
【二条城会見⑧】結果的に、二条城会見は甘やかされ育ったと思っていた秀頼が思いのほか立派に成長していたため、家康の危機感をあおることになってしまいました。しかし、これを断っていたら秀頼と茶々姫は大坂の陣よりも早く生を終えていたやもしれません…
posted at 04:19:08
【二条城会見終】実際に母子が命を絶った慶長二十年、親秀頼の家臣は、二条城会見時点より更に生を終え代が変わり、その数は激減していました。慶長十年の茶々姫の対応、もしくは秀頼周囲の家臣が家康の申し出を拒否したことは、従来通りただ愚かだったと断じてしまうのは早計ではないかと思うのです。
posted at 04:22:32
…てしたり顔で呟いて既出だったらゴメンナサイ。そしてタイムライン埋めちゃってごめんなさい。最初分割して投稿する予定だったのだけど、twitterが調子悪かったのでメモ帳に呟いてたら、寝る前に連続投下という事態に…\(^o^)/大変失礼しました。
posted at 04:24:06
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