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茶々姫をたどる汐路にて

茶々姫研究日記(こちらが現行版になります)

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キャスト続報

 

茶々姫を始め、お初、お市、龍子、お寧、大政所の役者さんが発表されたようです。

以下、記事を転載します。



2011年度NHK大河『江~姫たちの戦国~』新女性キャスト発表 宮沢りえ、水川あさみ、鈴木保奈美ら豪華女優そろい踏み

(6月28日16時3分配信 オリコン


 NHKは28日、女優・上野樹里が主演を務める2011年大河ドラマ『江~姫たちの戦国』に、新たに宮沢りえ、水川あさみ、鈴木保奈美、鈴木砂羽、奈良岡朋子、大竹しのぶらを起用したと発表した。織田信長の妹で、絶世の美女として知られるお市の方役には、石橋貴明(とんねるず)の妻で約10年ぶりに女優活動再開となる鈴木保奈美。同日行われた会見で「身にあまる大役。早く収録が始まらないかとワクワクしてる。精一杯自分を投げ出して取り組みたい」と意気込みを語った。

 お市の方と北近江の大名・浅井長政の間に生まれた、歴史上名高い“浅井三姉妹”の長女で、天下人・豊臣秀吉の長男・秀頼を生んだ茶々(淀)役には宮沢りえ。名門・京極家の京極高次の元へと嫁ぎ、大坂の陣で豊臣方の代表使節として姉・淀と徳川家に嫁いだ妹・江(上野)のために、和平交渉に奔走する次女・初を水川あさみが演じる。

 初の夫・高次の姉であり、秀吉のナンバー3の側室であり続けた京極龍子/松の丸殿には鈴木砂羽。秀吉の母・なか(大政所)を奈良岡、秀吉の正室・おね(北政所)を大竹が演じる。「天下分け目の戦いは、女たちの心の中にこそあった」――戦国時代の数奇な運命に翻弄される女性らを豪華キャストで再現し、“女たちの心のスペクトラルドラマ”を展開する。

 出演者決定にあたり、屋敷陽太郎チーフプロデューサーは「田渕久美子さんの骨太な物語展開と、魅力的な登場人物たちの奥行きある人間ドラマは、まさに“愛”にあふれています。その愛を豊かに表現していただくために、お一人お一人に激しい情熱をもって番組への参加を呼びかけました」と期待を寄せた。

 同作は市の三女として生まれ、3度目の結婚で徳川二代将軍・秀忠の正室となり、三代将軍・家光を生み大奥を築いた“江(ごう/上野)”の生涯を描く。脚本は、宮崎あおいが主演し人気を呼んだ『篤姫』を担当した田渕久美子さんのオリジナルで、『篤姫』以来3年ぶりの女性主人公として期待が高まっている。音楽は『篤姫』以来2作目となる吉俣良。


(転載元:http://contents.oricon.co.jp/news/movie/77622/full/?from_todaysnewshttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100628-00000005-oric-ent


茶々姫・初姫役や、お市役については少し前から話題に上っていましたね。

個人的な感想としては、龍子さんが私の勝手な理想通りで嬉しいです。

龍子さんはオトコマエな姐さんキャラ(当然美人)が理想ですw


お寧さんについては、どうでしょう。

理想に近いような、どうなるかわからないような^^;

やはり私の記憶では沢口靖子さんの印象が強いので、どうなるか楽しみです。


Yahoo!ニュースでは、毎日新聞の記事のほうがトップに挙げられていたのですが…

ドラマの話題ですので、全文転載は1記事にとどめます。

そして、下の記事と同じ毒を吐きます。すみません。


”江は、徳川家康の三男・二代将軍秀忠の正室で、母は織田信長の妹・お市の三女。豊臣秀吉の側室・淀君は姉になる”

(転載元:http://mantan-web.jp/2010/06/28/20100628dog00m200022000c.html


……なぜ、役名が「淀」なのにあえて「淀君」と書くのだ……


私が考えている以上に、まだまだ「淀君」呼称は根強いのでしょうか…

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大坂城山里曲輪(山里丸)跡発掘調査

 

先日、大坂城発掘調査の記事が掲載されました。

落城当時の山里曲輪の様子が明らかになってきたようです。



そういえば、何年も前の話になるのですが、

山里曲輪を訪れたときに、茶々姫たちの自刃跡として


①「自刃の碑」がある場所と、

②現在本丸とつながるスロープがあるあたり


の2箇所の説を教えていただきました。


その時点でも、おそらく②だろうというお話を教えていただいたのですが、

まさにこの件が発掘調査で証明されたという形になりますね。



その時、特に印象に残ったお話…


山里曲輪の端にはひっそりと祠があります。

「三十二義士」の供養のため、まっ白い観音様がまつられています。


ここは学術的にはあまり価値のない場所ですので、注目されることは少ないのですが、

この観音様はすこしうつむいていらっしゃって、

その視線の先がだいたい②自刃跡推定地に当たるのでは…というお話でした。


もともとこの祠はちょっとずれた場所にあって、観音様も別の方向を向いていたようなのですが、

いろんな偶然が重なって、茶々姫たち最期の地を見つめている…


そんなお話でした。



ともかく、当時の真実が少しでも明らかになるのは素晴らしいことです。

発掘や研究担当の先生方、ありがとうございます。


そして、どこが真実の自刃の地であろうとも、

石碑や祠に込められた供養の気持ちは少しも揺らぐことのないものですね。




以下、Yahoo!ニュースより転載します。


まずは読売新聞の記事です。

「秀頼と淀殿が自刃、「山里丸」の遺構見つかる」

(6月26日15時48分配信 読売新聞


 大坂夏の陣(1615年)で、豊臣秀吉の子・秀頼とその母・淀殿が自刃した場所とされる大坂城(大阪市中央区)の区画「山里丸(やまざとまる)」とみられる遺構の一部が、大阪市博物館協会大阪文化財研究所の調査で初めて出土した。

 地表から約4メートルの深さに埋もれ、落城時の火災を示す焼土層が積もっていることが確認された。

 山里丸は、秀吉が千利休らと茶会を催した茶室などがあったとされる。遺構は、南北に延びる石組み溝(幅35センチ)で、長さ6メートル分を確認。溝の側面には高さ35センチ、長さ50センチ、幅20センチの石が並び、底には平らな石などが敷いてあった。中から見つかった陶磁器から、年代を特定した。

 焼土層は厚さ50センチ。焼けて変形した瓦も大量に出土した。溝は、徳川幕府が1624年に始めた城の再築で埋められたとみられる。

 調査成果は7月28日~9月20日、大阪市中央区の大阪歴史博物館で展示する。


2010年6月26日15時48分 読売新聞)


(転載元:http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20100626-OYT1T00581.htm



続いて、おなじく読売新聞のサイトより。


内容がより詳しくなっています。


「秀頼自刃の地」遺構確認…大坂夏の陣 生々しい焼土層

 大坂夏の陣(1615年)で、豊臣秀頼と淀殿らが自刃した地とされる大坂城(大阪市中央区)の一角、「山里丸」の遺構の一部が、大阪市博物館協会大阪文化財研究所の調査で初めて出土した。地表から約4メートルの深さに埋もれ、落城時の火災を示す焼土層が生々しく積もっていた。山里丸は、秀吉が千利休らと茶会を催した茶室などがあったとされる場所。豊臣の栄華と悲劇の舞台が顔をのぞかせた。

 遺構は、南北に延びる石組み溝(幅35センチ)で、長さ6メートル分を確認。溝の側面には高さ35センチ、長さ50センチ、幅20センチの石が並び、底には平らな石などが敷いてあった。中から見つかった陶磁器から、豊臣期のものとわかった。この近くに井戸があったとする絵図があり、排水を流した溝らしい。


 焼土層は厚さ50センチ。焼けて変形した瓦も大量に出土し、近くで猛烈な火災があったことをうかがわせる。溝は、徳川幕府が1624年に始めた城の再築で埋められたとみられる。

 豊臣期の山里丸は、絵図などから、天守閣などがある「本丸」の北側で、今回出た遺構付近だと推定されていたが、実態は不明だった。

 松尾信裕・大阪城天守閣館長は「山里丸は記録も少なかった。かなり深く埋もれていることがわかり、溝の方向から、敷地の使い方が推測できる。引き続き調査し、全体像を明らかにしてほしい」と話している。

 調査成果は7月28日~9月20日、大阪市中央区の大阪歴史博物館の特集展示「新発見! なにわの考古学2010」で展示する。


2010年6月26日 読売新聞)



(転載元:http://osaka.yomiuri.co.jp/inishie/news/20100626-OYO8T00588.htm



最後に、産経新聞の記事です。


某テレビ局もそうなのですが、ここまで「淀君」にこだわっているのはなぜでしょうか…

今回のように学術的な記事だと、内容よりそちらに強く違和感を感じていしまいます。

(意訳…: そんなに茶々姫がお嫌いですか?)

「大坂夏の陣の焼損瓦大量出土 秀頼と淀君の自刃の地」

(6月26日2時7分配信 産経新聞


 豊臣秀吉の子・秀頼とその母・淀君が慶長20(1615)年の大坂夏の陣で徳川家康に敗れて自刃した場所とされる大阪城天守閣(大阪市中央区)北側の区画「山里丸(やまざとまる)」で、夏の陣で焼けたと推定される大量の瓦や壁土が大阪市博物館協会・大阪文化財研究所の発掘で見つかっていたことが25日、分かった。秀吉の時代に築かれた石組み溝も出土し、大坂城築城から落城までの豊臣家の栄枯盛衰を物語る貴重な資料になりそうだ。

 調査は、山里丸の石段改修工事に先立って行われ、地表から約3メートル掘り下げたところ、厚さ50センチ以上の焼けた土の堆積(たいせき)層が確認された。

 堆積層からは、16世紀末ごろの瓦が大量に見つかり、多くが高温で焼けて赤く変色。焼けこげた壁土や炭も出土した。夏の陣では慶長20年5月7日(旧暦)、天守閣など城内がほぼ全焼したとされ、今回の瓦や壁土はその一部という。

 一方、石組み溝は焼けた土の堆積層のすぐ下から、南北方向に長さ約6メートル分が見つかり、細長く加工した石を両側に並べていた。山里丸には当時、茶室があり、秀吉が茶人・千利休らを招いて茶会を開いたとされる。今回見つかった石組み溝は、こうした施設の一部の可能性もあるという。

 家康の側近や当時の大名の記録によると、夏の陣で天守閣が炎上した翌日の5月8日、23歳の秀頼が淀君とともに山里丸の焼け残った櫓(やぐら)にこもって自刃したと記録。現在は「自刃の地」と記された記念碑が建てられている。

 山里丸で秀吉築城時の施設跡と、焼けた瓦などが同時に見つかったのは今回が初めてで、大坂城が夏の陣で大規模に炎上したことを考古学的に裏付けることになった。調査担当の大庭重信学芸員は「豊臣家の悲劇の物証となる成果」と話した。

 現場はすでに埋め戻され、瓦などは7月28日から大阪市中央区の大阪歴史博物館で開かれる「新発見・なにわの考古2010」で9月20日まで展示される。



(転載元:http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/408343/
 

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地元にも来ました

 
長浜駅などでは何度も見ていたポスターですが、先日とうとう地元のJRの駅でも発見しました。

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湖北の盛り上がりが感じられていいですね!

さて、来年のお市の方が鈴木保奈美さんで内定か?というお話も出てますし、これからますますキャストなど発表されるのでしょう。

この大河に絡めた企画、書籍なども次々出てくることと思われますので、お財布、スケジュールのほうもしっかりできるだけ用意しておきたいと思います。

その中でひとつでも良作があれば幸せだな~
プロフィール

紀伊

Author:紀伊
茶々姫(浅井長政の娘、豊臣秀頼の母)を中心に、侍女、ご先祖の浅井家女性(祖母井口阿古など)、茶々の侍女やその子孫、養女羽柴完子とその子孫を追いかけています。
ちょこっとものを書かせていただいたり、お話しさせていただくことも。





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メモ「赤石いとこ」名義で記事を書かせていただきました。

悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ) 悲劇の智将 石田三成 (別冊宝島1632 カルチャー&スポーツ)(2009/06/06)
…改めて石田三成と茶々姫の“不義”を否定する記事を書かせていただきました。


メモ 参考資料としてご紹介いただきました。

めのとめのと
…茶々の乳母大蔵卿局を主人公描く歴史小説。茶々の祖母阿古の活躍も見どころ。
千姫 おんなの城 (PHP文芸文庫)千姫 おんなの城
…千の生涯を描いた作品。千が見た茶々をはじめとする人々の生き様、敗者が着せられた悪名が描かれる。


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